オゾン水が人気となっている理由の1つに、除菌力に優れていることが挙げられます。
除菌力の高さに注目してオゾン水発生器を導入する施設もあるため、これから注目されるかもしれません。
では人気のオゾン水は、どんな菌に対して有効なのでしょうか。
まずオゾン水は大腸菌に対して有効と言われています。
大腸菌は人間やその他の哺乳類の大腸に生息する菌であり、ほとんどの種類は無害です。
しかしごく一部にO157などの有害な種類もあり、飲食店などでは衛生管理が求められます。
大腸菌の除菌に関する実験データが複数存在するのですが、死滅率が100パーセントだったとするものもあるほどです。
また犬伝染性肝炎ウイルスに対しても有効と言われています。
犬伝染性肝炎ウイルスとは、犬伝染性肝炎という犬の病気の原因となるウイルスです。
感染した動物の糞尿や唾液を介して、経口的に感染する可能性があります。
治療方法は対症療法となり、重症の場合は高熱や吐血を起こして死亡する場合もあります。
予防用のワクチンはありますが、オゾン水を使ってペットの犬が使うものを清掃するとより大きな予防効果が期待できます。
このように人間の衛生だけではなく、動物の病気の予防に対しても役に立つのです。
人間の病気で最もポピュラーなのは、風邪ではないでしょうか。
風邪は様々な菌やウイルスが原因となりますが、高い除菌力が期待できるオゾン水を使い手洗いとうがいをすると良いです。
菌の細胞膜を攻撃して死滅させる効果が期待できるため、インフルエンザウイルスやノロウイルスに対しても有効とされています。
オゾン水は安全性が高いと言われており、濃度が極端に高くなければ手に触れたり口の中に含んでも問題はありません。
ウイルスは菌とは別のものですが、予防のためにはオゾン水が向いています。
そして人間に対して病原性を持つ緑膿菌に対しても有効と言われています。
健常者が緑膿菌に感染しても病気になることはほとんどありませんが、何かしらの理由により免疫力が低下した場合は危険です。
日和見感染症という病気の可能性があり、治療のための抗生物質や抗ウイルス薬の種類に限りがあるなどの問題があります。
熟成されたオゾン水により緑膿菌が完全死滅したという企業の実験データもあるため、予防につながるでしょう。
人間の衛生を脅かしたり病気の可能性を持つ菌だけではなく、動物の病気のウイルスにまで有効なのがオゾン水なのです。
一度病気となると治療やその後の生活が大変となる場合もあるため、オゾン水発生器を有効活用することをおすすめします。
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