オゾン水を使ったうがいを推奨する病院やクリニックもありますが、オゾン水を飲むのはNGなのでしょうか。
飲まなくてもうがいで得られるメリットもあるため、まとめて説明します。
オゾン水には濃度の問題があるため、危険性を理解した上で使用してください。
一般的なオゾン水発生器によって作られたオゾン水であれば、肌に触れたりものを洗ったりしていも問題ないでしょう。
極端に濃度が高く長時間使い続けると、何かしらの影響が出てしまう可能性はあります。
しかし普通に手を洗う際に使う程度であれば、過剰に気にする必要はありません。
オゾン水を使って手を洗うことで、除菌効果が期待できます。
ではオゾン水を飲むのはNGかどうかですが、答えはNGでもなければOKでもありません。
オゾン水を飲むと人体にどのような影響があるか、十分な臨床データがないためです。
ある大学の研究により、うさぎにオゾン水を飲ませたが問題なかったとするデータがあります。
しかしまだまだ数が十分ではないため、飲むにしても自己責任です。
オゾン濃度に関する基準はありますが、この程度のオゾン水濃度であれば安全だという具体的な指標はないのです。
一概に危険とは言えませんが、絶対安全だとも言えないのです。
飲むことはOKとは断言できないものの、うがいのために使うのであればおすすめです。
オゾン水に含まれているオゾンは酸素に戻りつつ、菌やウイルスを死滅させる効果があると言われているのです。
また嫌な臭いの元となる酵素を分解するとも言われているため、口臭を抑える効果も期待できます。
口の中には様々な菌がありますが、それらがすべて有害なものではありません。
しかし風邪やその他の病気の原因となる菌もあり、インフルエンザやノロのウイルスが口から入り感染する場合もあります。
オゾン水を使ってうがいすることで、それらを一網打尽にして病気の予防ができるでしょう。
また歯科医院では歯周病予防効果を狙い、患者の口の中をゆすぐ水としてオゾン水を採用するところもあります。
歯周病をそのまま放置すると様々な合併症の可能性があるため、口の中から健康を手に入れたい場合に向いています。
うがいやゆすぐ程度であれば、オゾン水を使うことにはメリットが期待できるのです。
以上の通りオゾン水を飲むことは絶対NGではないものの、安全性を裏付けるデータの数に限りがあるため慎重になった方が良いです。
しかしうがいなどで口の中を綺麗にするために使う場合は、飲まないように注意すれば大丈夫です。
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