オゾン水発生器を自宅で使う時、注意しなければならないことがあります。
使い方を間違えてしまうと健康に悪くなるおそれもあるため、正しく使いこなすことが重要です。
心配な人のために使用上の注意点を説明しますので、自分自身や周囲の人を守るためにチェックしてください。

オゾン水発生器を自宅で使う時は、その種類をチェックすることです。
自宅で使う時は業務用ではなく、家庭用のオゾン水発生器を設置しましょう。
家庭用のために開発されたコンパクトなものは、ホームセンターや通販サイトなどで購入できる場合もあります。
業務用の強力なものを自宅に設置すると、室内のオゾン濃度が必要以上に高くなる可能性があるため注意が必要です。
自宅が裕福で室内が広い、生活する人の数が多く一般的な家庭用では足りない、などの事情があれば話は別です。
しかし一般的な広さの自宅に業務用のものを設してオゾン濃度が高くなると、喉や鼻が刺激されて苦しくなる場合もあります。


また故障してしまうとイオン濃度のコントロールができなくなり、体調不良の原因となるかもしれません。
故障しないように小まめに掃除して、使用しないときはコンセントを抜いてほこりなどがないところに保管してください。

一般的なオゾン水発生器には、排出口があるでしょう。
使用時は排出口の近くで過ごさないように注意して、排出口の近くに自分の口を当てないようにしてください。
オゾン水発生器の排出口から放出されるオゾンの濃度は、オゾン水に溶け込んだオゾンが大気中に放出される場合の濃度よりも高いためです。
産業衛生の学会により、オゾンの許容濃度が定められています。

パーツパーミリオンという単位が用いられますが、許容濃度は0.1パーツパーミリオンとされています。
独立行政法人により、排出口付近のオゾン濃度が調べられたことがありました。
最大で10パーツパーミリオンを超えるという結果が出たのです。
室内の濃度が0.1パーツパーミリオンを超えていなければ、健康の問題は気にしなくても大丈夫です。
しかし排出口の近くはオゾン濃度が高くなるため、使用時はオゾン水発生器から離れるか自分からある程度離れた場所に設置してください。

オゾン水発生器によってオゾンが発生するため、少なからず人体に影響をおよぼす可能性があることを覚えておいてください。
室内の許容濃度に注意して適切に管理すれば、嫌な臭いの除外や病原菌対策となるでしょう。

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